「みきちゃんのいつものやつでいいから」て。
ああ、「だいじょぶだあ教」の志村ケン氏が使ってる3つの太鼓のことについて質問されていてですね、
たぶん、この人は絶対詳しいって前提で質問されたもようなので...
間髪入れずに答えてやりましたよっ(ビシッと)
きっとスッキリしてくれたことでしょう。
というわけで...お元気ですか。
日々が落ち着いて来たので、ブログ書いて行きます。
あのですねーHPを更新していたPCがですねーちょっと前に逝ってしまってですね...
泣いている。
でねー今こっちのPCで出来ないかなと、設定中デス。
で、昨年末に「ちょっと何言ってるのかよくわからない」案件で、この10年くらい2番くらいの不条理の怒り上等な感じだったんですけど、
あまり我慢しないであっけらかんと話せる似たような経験をしている仲間や友達がいたり、サンドウィッチマンのコントに癒されたり、
言葉を言い捨てることなく、大切にする人達に出会わせてもらってやりたかった制作に参加させてもらったり経験してるな...とか、
ハリソン・フォード とライアン・ゴズリング最高にカッコいいな...とか、
やっぱり由美かおる最強美人さんだな...とか、羽生君金メダルよかったね...とか、
ジョニーウィアーはやっぱり唯一無二だな ...とか、
吉幾三が「オラ東京さいぐだ」の時は、自分より年下の時なんだな...大人っぽいな...とか、
インスタアップすると、食品まつり君からの「いいね」がだいたいスゲー早いな...とか、
3万年前の彫像と言われるVenus of Willendorfを見ながら、余裕ある時代の造形に感じるんだけど、これが旧石器時代とか言われるのかい?...とか、
良い作品できたな...とか、
んまあそんな事で、PC設定中は変わらないけど...無問題〜
いちご大福うまい。
さて、
フルカワミキ ÷ ユザーンの「KOUTA LP」が、4/6に一般発売されます。
3/30にHMV RECORDS 3店舗先行発売です!
ご予約をお願い致します。
ほんで、先に言っとこう。
4/27 インストアライブがあります。
詳細は最後に。
新録曲が入っています。これを楽しみにして欲しいな。
自分でも好きな曲になったんだな。
「B&G」
この曲はスタジオに入った時に、ユザーンさんが「なんかやってみようよ」と、いきなりタブラを演奏し始めて、
私は普段じっくり自分の時間感覚で考えるタイプなので即興が苦手なのですが、
その音色に歌を乗せ、
「あれ、できちゃいましたね」 と。
曲の土台が速攻で出来た曲です。3分くらい。
このインスピレーションがぎゅっと詰まった曲にしようと、
それを、後にちょっと構成を整頓して、 アレンジを加えて...出来上がりました。
セッションだったので、あんまり拍子とか考えないし、
たぶん、その時のユザーンさんのタブラの音階とか重なりに惹かれて、
飛び込みやすかったんだと思うんだけど、楽しかったですよ。
イントロからタブラの重なって行き方に、自分のなかでのイメージがあって、
そこから歌世界のイメージを広げていった感じです。
お花が開いて行くようなイメージ。
オルタナティブで、尚かつポップ要素のある曲になっていると思います。
ニュー・ワールドミュージック。
で、それを更に食品まつりくんがリミックスをしてくれていて、
ノリが近いんだと思うんですけど、音使いが面白くて、気持ちが明るくなりますよ。
「苔のうた」
この曲は最初から森とかさ、朝靄がかかる感じのウェットな緑の空間ののイメージがあって、
こっちが作ったシーケンスにたいしてユザーンさんに自由に演奏してもらっていて、
それがすごく面白い。さすが。
レコーディングの時に、そのタブラの演奏が面白くて、ぼう〜んと、下からわき上がるような音も欲しいです、とか色々やってもらったんですね。
どういう心境とかそういうのではなくて、すっと深呼吸するような感覚や、朝靄の中で隙間からさす光がふわっと見えて目を細めるような、そういう一瞬やモーション。
叙景詩的な、世界になったらいいなと思っていたら、そうなりました。
ユザーンさんの繊細さ緻密さだけではなく、反射的な感覚みたいなものもすごく出ているような気がします。
この曲では、私が気になっていたマイクがたまたまスタジオにあったので使わせてもらって試したんですが、どうやら客観的に聴いてもらっても自分の声質と相性良かったらしくて、そのテイクになっています。
歌も入っていながら、アンビエント要素の高い みずみずしい曲になっています。
で、昨年カセット限定発売で既に売り切れとなっていた「八戸小唄/ 通りゃんせ」 が、入ります。
アナログ用にミックスとマスタリングが違います。
あと「通りゃんせ」のある部分を録り直したい、とユザーンさんが「インドに行く前日に」申し出て来てだね笑、
インドで録音してもらって、そこもカセットバージョンと違います笑。
ちょっとこのやり取り、チーム一同いろいろ笑いながらざわめくコトがあったんだけど、これはリリースされてからまた書いて行きます。
ほんで、この2曲を合わせたリミックスをドイツのアーティストOvalがやってくれています。
元々「八戸小唄/ 通りゃんせ」という、日本の伝統的で風土から生まれる民謡・童謡を、インドの楽器タブラと最小限の演奏で、国境を越えながらもその風土を抽出したワールドミュージックとして鳴らさせてもらったのですが、
更にそれがドイツに渡ってどうなるのか?となるのですが、言葉の壁を越える「音楽」なだけあって、音の選択が面白いんだね〜。
ミックスとマスタリングにナカコーとROVOやDUB SQUADの益子さんに参加いただいていますが、
インスタにも書いている様に、アナログのカッティングチェックにも一緒に同席してくれて、「この作品が良い状態でみんなに楽しんでもらえるように」と、
チェックでちょっと気になる点を、修正しなおしてくれたり、最善を尽くしてくださいました。
アナログは、物体そのものに音の波形を刻んで鳴るものだから、
CDやデータとは扱いが違うんですね。カセットととも違う。
勉強になりました。
ほんで、 ジャケットもいろいろ詰めて行って、
川越の時の鐘や川の流れを「小江戸」な雰囲気で醸して、
その中をどんぶらどんぶらこ...と、りんごが登場するデザインになりました。
りんごは自力で描きました。
遠目から見ても「あれだ」と分かるように。
デザイナー氏さすが。。
川越の川、八戸の海、互いの空のような、さりげなく奥行きを感じる美しいグラデーョンに、
その町と町を...又は国から国へと、ウミネコ又はカモメという渡り鳥が繋いでくれるように飛んでいます。
この作品が、いろんな町や国で聴いてもらえますように。
関わってくれた皆さんは、皆皆々....!
手に取ってくれる人のことをいつも一番に考えている方々です。
このレコードの溝ごと、ジャケットごと、手に取ってもらえますように。
そして、この音楽作品を手に取ってくれた人の毎日が、クスッとわらえる毎日になりますように。
と思っています。
ジャケには八戸の市章と、ユザーンさんの川越のトレードマークが入っています笑。
(ちゃんと申請済み)
にしても、アナログなんですが...
音楽が鳴る物体、としてすごく現実感を感じさせてくれるなあと思いました。
ある国のある時代は、音楽を禁止されていて、持っていると捕まるので、
レントゲンのシートにカッティングして、
隠れて音楽を楽しんでいた...という歴史もあるんですね。
音楽を必要としない方には特に言う事はないですが、
音楽を欲するってやっぱり凄いことだよね。
どうして音楽に手を伸ばしたか。
初心を忘れない様によく思い出します。
にしても、
PCは壊れて泣いてるんだけど...
どうぞよろしくお願い致します^^。
前にも載せたけど、レコーディングの時の動画。
機材コンパクトユニット。
<<<インストアライブ情報 >>>
HMV record shop コピス吉祥寺 1周年を記念してHMV record shop 3店舗で3/30より先行販売(※一般発売4/6)される
フルカワミキ÷ユザーン「KOUTA LP」のインストアライブ&サイン会が決定!
2018/4/27(金)
HMV recordshop コピス吉祥寺19:30 START/観覧自由
HMV recordshop 3店舗にて2018年3月30日発売 フルカワミキ÷ユザーン『KOUTA LP』(HRLP115)をお買い上げいただいた方に、先着でサイン会参加券を差し上げます。
サイン会参加券をお持ちの方は、ミニライブ終了後にサイン会にご参加いただけます。
※サインは商品にさせて頂きますので、当日忘れずにお持ち下さい