2016年9月20日火曜日

雨が降っている。

地鶏を食べる会合。
夏も終わっていたねーとかそんな話。
せせりが美味。
雨の中帰って来た。


家で制作物のミックスなど。
ちょっとしたことで印象が変わる、そう感じれる隙間と音数の少なさ。
さぐっていく、きっとイメージに近づくのは、ひょんなところにある。はず。

面白い。

コーヒー豆が切れて、スーパーで買ったオーガニックのドリップコーヒーが思いがけなく飲みやすい。

なんにしても、harioのケトルが大活躍。

合間に地元に戻る時に持って行く音楽を選んでいる。



何年も前の外国の音楽を聴いている。

生のストリングスで歌えるの、羨ましいな。

羨ましい。





下は違う作業の時の写真
こっちは10月のスケジュールのもの






夏のある日。
ラジオで気になる言葉が耳に入ってきて、その言葉が動物的ですっと入って来て、気になって展覧会へ。

詩人だった。
言葉が通じない場合があることもあるのを知っている。

「言葉が通じなければ、意味、より、生き物そのものを捉える。」

このなにげない一言に、「あるかもしれない」と思って向かったのだった。

言葉の通じない外国で、詩の朗読のスタイルが始まった。

どうしてこうするのかこうしてしまうのか。
自らの記録が膨大にあった。

吉増剛造






今月はNAM JUNE PAIK展へ










言葉のつかいかたが好きな友達が留学を終えて海外から帰って来た。

「おかえり」と伝えた。


友達はまたすぐに違う国へ行く。
今度の引っ越し先はドイツ(ベルリン)で、数ヶ月前に自分も行ってみたいと言っていたところだ。

行くに決まっているではないか。

10月行きたい。行けたら良いな。

でも、ベルリンは直行便が無いと聞いて、一人で行けるのか不安だ。
BOWIEとLOUとIggyの、ベルリン時代もあるもんね。




さて、DAVID BOWIEの未発表曲がリリースされることが発表になって、嬉しい。

また会いたいとか憧れに思うような人が居ないと、生きる時少し面白くない。
あの人が聴いてくれるかもしれない、とか思いながら作ると楽しい。

他に居ないわけじゃないけど「この人のいない世界はつまらない」と思うことはある。
独自の世界観で、大胆に変化していくことを恐れない人は希有な部類だからだ。
限られた人しかできない。

またBOWIEの耳に入ってくれないだろうか。
もう無理なんだけど、そう思ったりしよう。

Kurtみたいな人も、なかなかあんまり出てこないか。
20年以上経っている。
生き返れー

この人達は、有名も無名も関係なく自分がいいと思うものをピックアップしてきた。




"Talk Show Host" / Radio Head

Romeo and Juliet のダイジェスト映像に合わせているのがとても良い...
アンオフィシャルものかな...?分かんないけど。それを見てから聴き直している。





会話らしい会話まで時間がかかることもある。
だから、会話は空気をなでるような、なんでも無い時もある。
それもまた、なかなか。

雨に降られて足止めをくうのもまた、なかなか。

モーション。






おっと、チケットを買わないと。
帰るチケット。旅のチケット。


雨が降っている。








2016年9月11日日曜日

チューバッカがいればいい。


「年末年始だいたいどっかの幹線道路でフェラーリ燃えてる」

「日光迷惑サルの特集のニュース。女子を襲い、落ちたリュックのチャックを開けガムを盗むシーンを、スローモーション再生で緊迫感を出す。など」

「手放そうとするとギフトがやってくる」

(ある日の自分のメモより)








落ち着く

チューバッカがいたら良いのに。
わたしもね、こういうもふもふしたのと相性良いと思う。
ハリソン・フォード大好き。「Blade Runner」楽しみ。
チューバッカのぬいぐるみポチってしまった。





フィードバック、本当に合う場所で聴いてみたい。








light







my hometown


今月は父の納骨があるから、制作物とか一通り見えたらまた地元戻る。
なんかバスとかで途中下車して東北の温泉とか寄りながら帰るとかもいいかなぁ。

誰かお優しい方、東京から青森間の地域で、オススメの温泉があったら教えてください。








巨峰!!!





この間は企画のものに少し参加するのでRECだった。
まだ言えないけど、久々にご一緒させてもらう人達がいて楽しかった。






また別の制作も。これも企画もの。

作業しつつ。。好き。良くなって来た!好き。


ただ、個人的に長い間ある悩みがあって、

それは、自分の作品の制作を外の人にプレゼンしなくなったり、
ライブのお誘いがあってもほぼお応え出来ずにいたり、宅録にすることにした原因でもあるのだけど、
久々にトライしてみたんですが、出来なくて。だ。

やっぱり落ちこむんだけど、落ち込んでもしょうがない。



家でやると、すんなりいく。
で、ほっとしたり、嬉しかったりするんだけど、んーーー、って落ち込む。
2010年以降から特に顕著になりだしたことがある。


海外の他のアーティストもヴォーカルトラックをフィールドレコーディングしたりとか、
自分ができる環境でやることを優先する人も居るから、それで全然いい、と、
長年私のレコーディングも知っているナカコーが話してくれて、
少しずつでいいから、克服していこうとなっている。



これは自分にとってちょっと前まで、実のところ最もシリアスな悩みではあったんだけど、もういいやと思うことにした。


こういうのは書かなかったけど、恥をかいたりしながら作ったりなんなりしてるんだって書いた方が逆に楽になれるかもしれないと思っただ。
もしずっとてんでダメならやらなきゃいい。


前に、「おまえは苦労とか苦悩とか汗をかいてるところをもっと人に見せていい」って偉い人に言われたことがあるんだけど、

自分は女だし、日本の土壌で女の人のそういうのってあんまり見せてもなあ...華やかだったり笑ってるのだったり可愛いものばっかりのほうがいいんだろうなぁとか思ってたけど、
まあまあ...私はそれほどそんなキャラでもないし、中性的な方で関係ないから、気にしないで好きに書けばいいか。



今は、普段その悩みすら忘れられるように、リラックスするように暮らしているし、

なんといっても、そんな中でも、
自分の問題を小さく思ってしまうような
面白い演奏とか音色とか話とか存在とか、いろいろあるので。


そうなんだよな、すごい面白いんだな。


以前はだからこそ、プレッシャーで余計よく無かったんだけど、
今はなにも期待されていることも無いしプレッシャーを感じなくても良いはずで、
ただただ、シンプルに面白いことが起こっているから面白いものができるという気持ちでしかない。


こういう自分で申し訳ないなとは思いつつ、
一緒にやってくれる人達には、ありがとうだし、やっぱり特別なものにしたいと思うし、ふつふつ笑いがこみ上げたり楽しいです。





書いていたら、気持ちが少し楽になった。
そんなもんだ。

出来ないことの方が多い人は、やることは決まっている。
やれることやりたかったことをやれるようにやるだけー

三歩進んで二歩下がったりもするしワープしたりもする。
人生短い。

そんなもんだ。たいした話じゃないわね。






安心してください。はいてます。



久々カーマ。カーマはチワワ。

今のワンコの名前はテン。狆の血が入ってる。だから白黒。

ワンコは尻尾が正直でかわいくて、私にはわかりやすい。


おやすみなさい。私はお酒のみながら温泉探してみる。



2016年9月7日水曜日

どこかへ行きたいモード

昔からある言葉だけど「ステレオタイプ」について、今また頭に浮かぶことが多い。
思考中。

気持ち悪いニュースが今年は特に多いので。
2020年まで続くのかな...もっとかな。



さて、


お店のことから。

南部裂織の小物入れシリーズ、一晩たたぬうちに完売してしまいました。
御礼申し上げます。

この南部裂織ですが、地元の伝統工芸を知ってもらいたくてお取り扱いさせてもらっています。

お土産用の製品生産用ではなく、本当の裂織は、使わない布を裂いて生地を生まれ変わらせるので、同じものが二つありません。

興味を持っていただいた方に、私の生まれた地方の雰囲気を少しでも触れて知っていただきたいなー、こっちの伝統工芸の職人さんも喜んでくれるんではないかなぁとか、
アイデンティティの表現として、置かせてもらっています。

なので、置かせていただけるのもとても嬉しいし、それを本当に購入いただけるなら尚幸せでやんす。


父のこととかあったので、まともに商品宣伝ができずにいたのですが、
BAKE CAKES SHOPは、「本当に好きなものしか扱わない」です。



実は積極的に宣伝してませんが、ボディケア用品はリピーターさんも登場しています。
パッケージも可愛く、オーガニック製品としてもレベルの高い成分なのでプレゼントにもオススメ。



UPLINKへライブを観に行った。
音楽の性質によって聴かせ方を探求するというか、工夫していて、それが現在進行形の音楽と思えて、とても居心地もよく堪能できました。
映像の合わせ方もカッコ良かった
Being and Time exhibition(LIVE:duenn + H.TAKAHASHI + Hegira Moya + Nozomu Matsumoto)



BAYCAMPのNYANTORAも良かった。
久々野外で見たけど、音質やアプローチが明らかに違う。
ただ、NYANTORAのやっていることを体感で堪能して理解してもらうなら、もうすこしモニタリング良い場所の時の方が、はっきり違いが分かるかも。
んでもじゅうぶん楽しかった。

時々やってるニャーウェーブというNYANTORA自身が作っている映像と音のLINKの表現が良いから、UPLINKとかもっと違う空間でも見たい。

イースタンユースも本当に何年ぶりの久々だったけど、安定感。



みんなにかわいがってもらったワン子。初フェス。

そうだUPLINKでベースのナスノさんにも会って、
ナカコーとナスノさんと中村達也さんのユニットの名前はどうなるのか聞いたんですが、
まだ決定ではないそうで笑。
3人笑わないと厳ついけど、笑ったら...あ、笑っても厳ついですね笑(でもチャーミングな方々)
楽しみ。


PHOTO BY  KOJI EKO




明日はちょっと外で作業日。
久々なので楽しみ。


って感じなんだけど、旅に出たいモードが止まらない。
予定は無いのに。


どっか遠くに行きたいな。
どこへ行こう。

ってのはさ、「自由だ」ってことでもあるね。

時に、言葉の表現として、孤独の意味を持たせることも出来るけど、そうじゃなくて。


30代に入って震災を含めて、大変なことが沢山あって、身体おかしくなったりふさぎ込んだりあったりしたけど、
蓋を開けば、似たような経験をしている人達とも話したりして、笑いながら「しんどいことあるよね〜」と言えるようになってきたし、
本当の意味で、肩の力を抜いて、意識も足もどこかへ伸ばしてリフレッシュしたいところです。

人に会うより動物とか自然に触れてる方を優先する人になってしまったけどね。
だってエキサイティングだもの。安心する。


パスポート切れてるからとらなければ...まだ予定は無いけど。





実はまたリスケがあって10月まで伸びるようだし、今月はまた地元の方に戻るしなぁ。

こんなレザー?のスーツケース可愛くて昔から憧れるけど重いんだっけね...



日記と関係ないけど。


LOU REED 

「ワイルドサイドを歩け」 んー、「SUNDAY MORNING」
んー、「サテライト オブ ラブ」もいいな...
んー...「エクスタシー」の気分です。
本当に真っ赤なヴェルベットみたいな濃厚なイメージ。





2016年9月1日木曜日

旅さ、旅きぶんでさ。


「そういやマリオってイタリア人設定なんだよね」

という話になり、

「任天堂は日本だけど、この際日本人設定だったらどうなる。」
「イチロウとかタロウとか」
「ヨシカズとか」「え」
「スーパーヨシカズ」

なんてザワザワしていた。マリオで良かったな。
そうだよなぁ、マリオとマサオも大違い。
(ワリオとワサオも大違い。)






(( ぶらりと旅がしたくなったなら ))

この夏、旅できなかったひとは、旅のプランを考えがてら〜
こちらは、写真をまとめてみたくらいなんですが、おつきあいあれー

旅らしい旅、したいなーって思って、今小振りなトランクをネットでググっている。。
それを旅費にすればいいのでは、と思っている(旅行妄想あるある)






青い森鉄道に揺られたり



ゆらゆら



バスに揺られてみたり



ゆらゆら

ほして、辿り着いたらとりあえず夜のマチでご飯食べたりお酒飲んだり。



違う通りはもっと賑やかだけど、この道はボーリング場が見えて雰囲気ある。





夜は、みろく横町という屋台エリアに行ってみると良し。
八戸産サバは臭みが無く甘みがあり身がしっかりしていて美味しい。
青森産ニンニク揚げも。(あんま食べ物は写真撮らなかったな)おいしいよ。
寒くなったら、せんべい汁とかジャッパ汁とかもおいしい。
鍋物屋さんは開拓したい。
ランチにもイカ刺しもしっかり盛られている。

八戸のお酒は八戸酒造があって陸奥八仙とか男山とかいろいろ。
青森県自体には私も好んで飲める田酒が有名だし、ほかにも結構たくさんある。



是川縄文博物館は綺麗になっているから、遺跡や歴史が好きな人にはおすすめ。
生で実際の形や模様の付け方を見ていると血が騒いでくる感じがする。
右下は家にある、遮光機土偶のレプリカ置きもの笑。



お決まりの蕪島から三陸復興国立公園の海沿いコースのドライブ
このラインは本数が少ないけれど、どうやらシャトルバスが出ているようだよ。

左上はわき水なんだけど、三島のわき水は地サイダーになっている
「みしまサイダー」「みしま ばななサイダー」




三陸復興国立公園コースの白浜
小さい頃〜高校まで夏は泳ぎに来ていたー。



種差


遠方からの方にはレンタカーをオススメ。


鷹巣展望台 ここも小さい頃から馴染みある。
盆地を見渡せる

 

親戚がこのエリアに住んでいて、
この盆地の真ん中のまっすぐな道で、音楽を聴いていたことも。
なんもないが、山の香りはしていて、ドラマチックで良い。



ただ、ここはディープな場所ではあるので、初心者の方にはおすすめしない。
この南郷区にある「森の学校」とかJAZZフェスティバルとかバーベキューする公園とかに用事あるついでに寄ると良い場所。




さて、八戸から車だと約1時間の十和田市
十和田市現代美術館

帰省したら、この道の前は通っていたんだけど、中に入ったことがなかった。

建物の中の常設展は、"Standing Woman"   Ron Mueck と、"Location(5)"   Hans Op de Beeck  が特に好きだ。
"Location(5)" は一周回ってからもう一回戻って見た。

"This Thing Called Darkness."   Mariele Neudecker も面白かったな。

建物の作りも面白くて、全体楽しかった。






"CHOI JEONG-HWA"




美術館のカフェ建物には巨大な絵
GIRL絵の作品は青森県出身の星、奈良美智さん。
"YOSHITOMO NARA"


車で通るときは、見えない角度で知らなかったのだった...悲。

雪国の人口密度の少なく、灰色の空のときでも、
シリアスになりすぎることなく、意識を違うところに飛ばしたり浮かんだりするようなイメージがした。







”YAYOI KUSAMA"

建物の外には、草間さんを初めとする様々なオブジェが。
外も随分楽しい。

草間さんについては、私が10代から20代前半に取材とかで名前を出しても、知っている人が少なかったのでそれについて話す人が当時は少なかった記憶がある。(もちろん知っている人は知っているけど)

私が行ってみたい時代のNYに居た日本人で、それで知ったんだったかな。本も読んでいる。

ヒルズができて森ミュージアム新しくなってから、「クサマトリックス」という展覧会が開催されたときに、私は某雑誌の企画で展覧会前に潜入させてもらって取材を受けたことがある。ワクワクしたなぁ。

その時に、本物の草間さんも撮影中で、拝見したことが...(お話はしていないけど、小さい自慢)ご本人をお見かけするだけで満足だった。

私はイギリスでTate Modernでの展覧会も行った、内容はほぼ一緒だったけど。




きのこ。



"ERWIN WURM"

道ばたにはこんな愉快な立体作品達が。

私はこの道を16歳〜18歳位まで、バンドが集まる時には歩いていた。
(18歳デビューで19歳くらいに上京)

お店は当時からシャッター街だったんだけど笑、
八戸から2時間かけてバスで来て、ベースを持って、
メンバーの家までに通る道で、

この道は景観100選の中の、ただただまっすぐな綺麗な道で、
お店とかなくて、綺麗で、人も少なくて、綺麗で、
雪の日は真っ白で、空は灰色で、辿り着くまでしんどくて、シーンとしてて、綺麗で、

黙々と、黙々と歩いていた道。



美術館ができるまで、通るたびにどんどん寂れて行くような気がしてさみしい気持ちになっていたけど、ある時に、美術館ができてて安心したのさ。未来ができていて。

安心して通ることができたわけ。

建物が町に合っていて、ワンダーな雰囲気にクスッとして、ワクワクして、いいなと思う。






葬儀だったから、たいして今回は出歩いていないんだけどね。
準備で親戚のお家に行く途中とか、葬儀が終わってから出向いたりって感じ。




知ってる人とか、帰省した話しとかすると青森来てみたいって言ってくれたりして、
本当にくれば良いのに。

私、尾道とかまた台湾も行きたい。書いてて行きたくなって来た。
(尾道行きたい説は、結構前にeyscreamのブログの方にも書いたような...)


私も八甲田の酸か湯温泉とか行きたいし、恐山まだ行った事無いし。大間から函館も行きたいし。弘前は5月に行ったけど、五所川原には高校生以来行ってないし。





延期になったのでUSTで見た八戸花火大会。
実は、青森県のお祭りは夏だけではなく、秋祭りの地域もある。

三沢は秋祭りじゃなかった?
三沢には寺山修司記念館もある。





今日はここまで。


ちょっとした制作のことやっている。
そろそろ形にしていかないとね

音楽はPZAを聴いている。いいー。

胸の内を掻きむしられるような一瞬があるっていうのは相性とかなのだろうか。
掻きむしられるような時は、いい。



この前の日記では人生はあっという間だから、「漏らしたい」(いやだから愛情みたいなものをね)って書いたけど、やはり、その人性質っていうのがあるんじゃろうね。

私は他人のことは分かりやすい人じゃないと、わからないから、分かりやすく「漏らしている」人に憧れる。


私は「漏れてるかもしれない、..恥ずかしい!」とか、生きる上で他人と関わること自体「ううああ....迷惑かしら!私じゃなければ!」とか思い悩んでも、他人からすればちっとも漏れてないんだと思う。



旅気分は、ダーツで決めてみようかな。
温泉ヂカラが足りてないのか、外国ヂカラに枯渇しているのかはてして。


おやすみなさい。