2017年1月8日日曜日

新年一発目のブログ。超長い〜

はー嬉しい。神様っている。ありがたやありがたや...涙。
8日のチケットはとれなかったから...うう...今気付いたけど10日って命日じゃないか。
号泣。偶然。ありがたや。

天に手を合わそう。


さて、
2017年もよろしくお願いいたします。
おみくじは大吉だった。小さい時なんか全然大吉なんかひいた事無かったんだけどな。

でも、大吉だったことよりも「七転び八起き」と書いてあり、
んだ、んだ。黙々とやろう。と思った。一喜一憂、翻弄されている場合ではない。


数年前から引きこもり気味でしたけど、長年の心労がガタガタ崩れているところに、お父さんまで天国いってしまったし、本気でなんも考えないでいよう、と引きこもった。


何が来ても心がなかなか動かないくらい「強い」っていうか「麻痺」なんだよね。
「恋」ってなんすか?「怒り」ってなんすか?みたいな感じだよね。たぶん。
そんなんじゃだめなんだよね。


でも、最近はひどい寝言も言わなくなって、良い感じですよ。やっと。
ドイツで泊めてくれたエコちゃんも「ミキちゃん、寝返りも寝息も立てないよね」って言ってたわ。良かったわ〜

自分の寝言とか夢でうなされたりするの数年に渡って酷かったんだから。

穏やかにいきましょう。
良いと思ったことをやる。
自分の感覚で感じ、自分の言葉で話す人と話す。
(先輩以外で)わかったように上から話してくる人やおかしな手順なものには付き合わない。
腹筋する。(してるっ)



引きこもりと言っても、自分や人の音楽も「好きなもの」を集めようとSHOPを立ち上げたりなんだりして、生きなきゃいけないからさ、完全に潰れていられる場合じゃでもなくて、
仕入れのパートナーさんと出会ったりとか、なんやかんやと新しいご縁もいただいたり、はたまたショップをご利用していただく方々ともご縁をいただき、本当にそういうので支えられたと思います。
BEAMSの40周年にも参加したから、完全に音楽から手を引けていなかったけども、あれも楽しかった。


普段はSNSとかでサイレントな方々が音楽を買ってくれるんだなってことも分かった。
嬉しいんすよ。

梱包している時、楽しいんですよ。
これはナカコーも言っていた事なんですけどね。楽しいよねーわかるー!と。

改めて、今年もよろしくおねがいします!



で、まず2017年ライブの告知から。



2017.02.19
"Sunday Evening Concert Series”  vol.14
フルカワミキ+ナカコー+沼澤尚
 


"Sunday Evening Concert Series”  vol.14
フルカワミキ+ナカコー+沼澤尚

6月以来になります。
この組み合わせはこのAtelier ju-tou での沼澤さんプレゼンツだからこそです。
セットリストもどうなるかは、まだ決まっておりません。
前回のセットリストも挙げていましたが、削除してしまいました。

沼澤さんもナカコーも日本でも凄い方々だし、音楽を生業にしているので、だから沢山のひとに来てもらいだけど、
人が少なくても、スペシャルになるように頑張ります。
(6月は盛況ありがとうございました。)
楽しみにしています。


予約制です。

ju-tou@excite.co.jp

電話受付 0297-72-1238

Atelier ju-tou 各ライヴのご予約は
*店頭/電話 café ju-tou 0297-72-1238(年始は1/7より 12:00~17:00) 
*メール ju-tou@excite.co.jp 
・お名前
・人数
・ご連絡先(お電話番号)
をお知らせください




(昨年メモ)


「ポール・マッカートニーが埴輪に見えた」

「タレントに ”批判を全部受け止める強さを見せてよ”とメッセージする人のスパルタ感」

「肝臓をあたためる」

「ハリソン フォードを好きになってしまった2016年」


メモを見ながら、2016年ってこんな感じだったなーって思ってます。
(どんな感じ)




今更ですが、小島秀夫さんIndustry Icon Award受賞、おめでとうございます...(ひっそり)

歴史観だったり過去カタログ、アーカイブを丁寧に扱い評価や尊敬を表現する、そんな表彰の催し自体を素晴らしい場だと思うし、重要なクリエイターがちゃんと世界で評価されるのは普通に純粋に嬉しいことだと思います。
大変な思いをされていたと思うので...世界があってよかったなと。





そして、ノーベル文学賞のBOB DYLANの変わりに出席し、A HARD RAIN'S A GONNA FALL を歌ったPatti Smith 。

声に発せられる事。音になる事。
声に詰まる場面は必然にも思えてしまう。人間。アレンジ。
この賞があったからこれを聴けた。

歌うしか無いという状況、歌うしか無いという思い。そうすること。
歌になったら。音になったら。

赤は赤だろうか。明るいは明るいのか。暗いは暗いのか。

ただ、これが聴けてよかった。














そういや12月は、ヨシエちゃんのベイビー誕生。
ヨシエちゃんから出産間もなく連絡もらって、
産まれたてベイビーに会いに病院まで行っていた。

たこやき。ほっぺも何もかも全てかわいかった...愛し。

だっこして来た。だっこしてる時、うんちした。かわゆ。

友達の子供見ると、カワイイなって思う。
昔は赤ちゃんって苦手だった。わからなくて。

きゅーんと引き込まれて幸せな気持ちになる。
これが母性みたいなやつなのかな。
お母さんだねー...しみじみ。おめでとう!






<<前にダリ展行ったときの>>

ダリ展もう終わったけど、面白かった。
14歳あたりの、祖母アナが縫い物をしているのを描いた絵が印象的だった。
窓枠やカーテンはわざと描かなかったのだろう。

ダリはざっくり商業主義とか言われたりもあるけど、鑑賞する時にはその辺どうでもいい。
割といつの時代も「一目見てダリ」の作風とは違う、昔ながらのタッチ?でも書き続けているのが印象的だった。晩年も。


ダリの表現は、テクノロジー開発へのインスピレーションのひとつになったような感じだと思った。動かしてみたらどういう質感でどう動くだろう、と思わせる。
イラストレーターやPhotoshopや動画編集ソフトとかの登場なんかが頭に浮かんで、終わったあとのお茶会で皆とそんな話にもなった。

ディズニーとのアニメーション制作も合点いくのだった。

ヨーロッパからアメリカへ渡って気を病む時期があったミュージシャンが居たりするけど、ダリは病む事はなかっただろうか。無い訳無いと思うけど。


昔のアメリカって、想像し得ないエネルギーだったと思う。今以上にめちゃくちゃというかはちゃめちゃというか。






一応これも撮ったので...




ダリ部の部活は一応こんな撮影会をしてみていました。
デザイナー氏。






あと、そうだ、前に岸田くんに久々会った時の。
ナカコーと岸田くんがお茶(酒)してるところに、顔を出した。

トルコの楽器が面白かったし、たわいもない小学生みたいな話もしたな。
中学生じゃないよ。小学生だね。
岸田くんは仕事以外だとこうやって遊ぶ人は少ないって言ってるのが意外だった。
「ナカコーは、音楽が好きな人だから」って。

言うまでもないけど、岸田くんもナカコーも音楽のことを、ものすごく冷静に真剣に熱く考えている。言うまでもないけど。

お互いの大変さとか考える点は、ちょっと話しただけでも分かるようで、
ナカコーは「自分にできることがあれば協力もしたいんだよね。あればね。」と後から言っていた。

慣れ合うんではなくて、同じ作り手だからね。
くるりも、ナカコーも、個人事務所とかフリーだという点で、普通に事務所に所属するより大変な事をしているのです。でも、それは信念があるからです。

こんなこと言うのもなんだけど、
二人は己の道を持ちながらも自分たちより下の世代のことも考えているちゃんとした人達です。だから、変な事を言われたとしたら「何も知らんのにな。」と言うと思う。
楽して来た人達じゃないです。よ。

だから二人とも好きなアーティストです。
楽しい時間をありがとう。










さて、今日はPatti Smithの話が出て来たけれど、

昔フジロックのバックヤードでおしゃべりしていたら、
ナカコーに腕をツンツンされて「?」と振り返ったら、
すぐ後ろにPatti Smithが居たんですね。

すんごい近くでホント漫画みたいに近くで見下ろされていて、
(Pattiはブーツを履いていたし大きいから)驚いていたら、
一緒にいた当時のドラムサポートのたかぺーが思いっきり日本語で

「パティスミスさん!ボク大ファンです。握手してください」
と言って握手してもらっていた。

すごく近くで本物を見れて嬉しかったのと、タカペーががっちり日本語で話しかけていたことに仰天もし、私も握手してくださいと言えなかった..。
出演者だったし。


パティはトイレに行きたかったらしく、トイレはそこ?みたいな感じで行って、
後から「ミキちゃんの腰に付いてるやつ(ベルト変わりの巻物)を、後ろからすごいジッと見てたよ」
と教えてもらった。

変なの巻いてたのさ笑。いや変じゃないけど。
民族的なものをよく身に付けていたから、もしかしたら好みだったかもしれないね。

今も持ってる。捨てようと思ってたけど出そう。

まだパティは白髪じゃなかった頃。

今でも本当にカッコいい。



今日のブログは、実は12月に書いていてアップしていなかったものを含めたから、
超長い。

読んでくれてありがとうございます。
そいではまた。