2017年2月16日木曜日

「地獄のあなた。 返信ありがとう。」

「Hell ○○〜」

いやいや。
いやいや、いやいや。

「地獄」て。

もちろん「Hello ○○〜」と送っているつもりだったのだ。
タイプミスあるあるだな。
にしても、一個のスペルが削れるだけで、こんなに意味が変わるのね。


今日は、シルクの版を作っていた。が、2回失敗。
感光時間が少なかったっぽい。まあ今3版目でなんとかちょっとやってみる。

荷物も届いた^^
一番気になっていた、制作をオーダーしたもの....,写真チェックしたときより、現物の方がダントツによい。今回一番これが好きかも。




週頭は、歌のお手伝いをちょっと。
実はスタジオのブースに入るのは久々。
面白かった。

久々にエンジニアの田中さんに会ったついでに、今私が気になっているマイクが、どこのメーカーかを教えてもらった。
た、高い...泣。
やっぱり良いやつみたいだから仕方ないけど

欲しいと思うものはいつも高い...。あとから調べてびっくりする。
今買えない...ひぃーーーー。

前も、久々にファッション雑誌見ながら(カジュアルも載っているやつ)、
ふいに「いいなー」どこのだろう?とスタイリングの詳細を見たら、
「...5万円か、、高いな。。。」なんて思ってたけど、
実際もう一ケタ違いの50万円であった(グッチでした)。

大丈夫、手が届かないとか似合わない以前に、
着ていくところがないんじゃ。(ぴしゃり)




先週末は「SILENCE」MERZBOW, NYANTORA, duenn(live) @ UPLINK

フェチズムの世界でもあると思います。
なのでもちろん大衆的な音楽とはまるで別世界ですがね。
以前、MERZBOWのライブは拝見したことがあって、その時は服が破れそうなノイズ体験でした笑。

今回はUPLINKで音量制限もある会場。
AMBIENTがテーマで3人合同の演奏。

久々のこういう世界だったので、最初の3分の緊張やどういうふうになるのだろうという好奇心と不安のようなものから、
それ以降は「この音誰が出してるだろう。。わからないな!」という一体感や、
それぞれが分離して、それぞれの個性が分かる時だったりと、全体の起伏というかストーリーのような感じにもなっていて、時間を忘れるような体感だった。


AMBIENTと言いつつ、音量制限があるといいつつ、
やっぱりアトラクションというか細胞まで震えるような凄い音をだしていましたね笑。

金属音に近い音が、本当に金属から跳ね返っているように聴こえたり。
こういうのは、やっぱりliveのモノなんだと思う。
その環境で鳴らされるものだから。

沼澤さんもいらっしゃって、終わった後に話していて
「目をつぶっていたら、こういうところを想像した」と見せてくれたのが、イースター島の星が降ってきそうに美しい、夜の写真だった。

人によって全然違って、そういうの面白い。


ドイツからのキュレーターが、ナカコーに話しかけていて、
「ドイツでもやって欲しい」と話していたから、話だけじゃなくて本当にやって欲しい。

日本のノイズ、アンビエント、電子音楽は、独特のものがあるんだと思。

灰野敬二さんも、近年になってマーク・ジェイコブスに抜擢されたわけで。
(誰かがマークに勧めて知ったんだと思うけど...というか、前から気になっていたんだけど、マークの日本人や日本文化の起用の仕方は少し気になる。)












みんなでご飯。サバのあぶり。
この時、店員さん一同「おいしくなーれ」のコール。
まさかのメイド喫茶以来のおまじない。
私達は赤面だった。



その後に、真顔でレモンをかけるナカムラ氏。
「おいしくなーれ(真顔)」
これが一番怖かった。





ここ数日、ご先祖さんの話になることが重なっていて、
みんなのご先祖さんの話になっていたんだけど、
私もご先祖さんの話を聞いて知ったのは、ここ何年かの話。



ちゅうても何代か前くらいまでしか覚えていられないんだけど。
八戸の人。
で、八戸は港町だから東北随一と言われる芸者さんもたくさんいる歓楽街だったのだけど、
その当時の中心街は港寄りにあって、そこで商店をしていたのがひい爺ちゃんってことになるのか。当時は店の敷地も広かったみたい。


んで、(ひいひいじいちゃん)が百姓さんか。
どっちか忘れちゃったが、ひい爺ちゃんかひいひい爺ちゃんが、
地元のお寺が跡継ぎ問題だかで騒動になって、分裂してしまった時に、
その騒動であぶれた片方の和尚さんに、新しいお寺をやらせましょうということで、
中心になって周りに寄付金を呼びかけたりして、建立に一役買ったという人なんだと。


で、懇意にしているお寺さんがそこなんだけど、
うちの祖父や祖母はまだしも、私の父にまですごく立派な戒名が付いて(石に戒名を掘る人もここまでの掘った事が無いとビックリするくらい)
「普通の家だし、そのくらいの戒名に見合う金額は払えないのですが...」と恐る恐る言ったら、
親戚と和尚さんが改めてそういうお話しを聞かせてくれたのだった。



ご先祖がどうっていうのは、自分という人格とは別の話なんだけどね。
で、自分自身はどうなんだってことが一番肝心だからさ。

んでもこういう話って結構興味深くほれるものなら掘り下げてみたくなるのは、
本能でもあると思う。命を繋いでくれた人達が、どこでどういう感じで過ごしていたんだろうっていうさ。

自分が存在する不思議さみたいなものを感じると同時に、襟を正さないとな...と思ったりする。
なんか、怒られてるっていうか戒められる存在なんだな、ご先祖さんは私にとって。

「寒い...眠い...今だらだらしているわ〜(ポテチ)」とかあるわけですよ。余裕で。

会った事ないご先祖のエピソードを聞いているとさ、
「ねまってねえで、ちゃっちゃどうごぎなさいっ(くつろいでないで、さっさとうごきなさい)」
と、怒られる気がしてならなくなる。


でももっとその前の代とかは分からないんだけどね。知りたくなっちゃうよね。

父方も母方も「おじいちゃん」っていう存在に、私は会ったことがないから(両方若くして死んじゃってて)、会ってみたかったな。
会った事無いから、父より強い存在の父性の影響を受けなかった。

ちなみに、うちの祖父の写真を見る限りに、凛々しいハンサムなおじいちゃんです。

厳しい人だったのは祖母からも聞かされていて、口元を見ればどのくらい厳格な人かは伝わるんだけど、
嘘を付いたりでたらめをしたら、げんこつで怒るような感じもあるね。

うううう、じいちゃん。会ってみたい。
立派じゃないけど、人のものを取ったり乱暴したりしないし謝れないで誤摩化すようなことはしてません。
立派じゃないけど、元気です。


んでもやっぱり喝いれられるかな。
なにかひとつでも褒めてくれるかな。
あーん。でも怒られるかもな。


じーーーーちゃーーーーーーん!!!
ひーいーーーーじーーーーーちゃーーーーーーん!!!!
ひーいひいーーーじーいちゃーーーーーーーーん!!!!
ひーひーひーーーーーーーじいーーーーーーーちゃん!!

どこにいるの〜?



関係ないけど、バスキアのこの髪型、カッコいいな。




"Sunday Evening Concert Series”  vol.14
沼澤尚ナカコー+フルカワミキ

21017.2.19

予約制です。

Atelier ju-tou  @茨城県取手

Atelier ju-tou ライヴのご予約は
*店頭/電話 café ju-tou 0297-72-1238 ( 12:00~17:00) 
*メール ju-tou@excite.co.jp 
・お名前
・人数
・ご連絡先(お電話番号)